昨日は医療セミナーに行ってきました。
医学博士、薬剤師、鍼灸師などの先生のお話でした。
今日はその中からお1人のお話を紹介します。
その先生は、西洋医学から鍼灸に興味を持ち、東洋医学へと転換、波動や氣などに興味を持ち、現在はホリスティック医学の分野で活躍している方です。
その先生のお話では、21世紀は「未病治」の時代とのことでした。
「未病治」という言葉は、 貝原益軒が「養生訓」の中で使った言葉です。
最近は、予防医学や未病が注目されているので、聞いたことある方も多いと思います。
西洋医学と東洋医学の違いがわかりやすかったです。
西洋医学では、「健康」と「病気」の2つに分類します。
病院に行くと、なんらかの病名がつきますよね。
病名がつくと安心する人もいるようです。
病名がつくと薬を処方することになり、必要ないのに薬を飲む場合もあります。
その薬がかえって体に良くないということもあるわけです。
「薬剤師は薬を飲まない」という本が話題になりましたよね。
「だから医者は薬を飲まない 」という本もあります。
東洋医学では、「健康」と「未病」と「病気」の3つに分類します。
未病のとらえ方も、西洋医学と東洋医学で異なります。
西洋医学では、「数値は悪いが自覚がない状態」を未病と考えます。
いわゆる生活習慣病予備軍ですね。
ちょっと基準値とずれると、いらぬ検査をしたり薬を処方されたりします。
東洋医学では、「検査値は正常だが自覚がある状態」を未病と考えます。
未病の自覚症状とはどんなものかというと、肩こり、関節痛、しびれ、痛みなどがあります。
これは血液の流れが悪い状態です。
また、階段を登る時つい手すりにつかまってしまうとか、片足立ちで靴下がはけないとか。
あるある〜!という方いるのではないでしょうか。
ネット上に「未病チェックシート」があるそうですので、心配な方は一度チェックしてみてください。
→ http://me-byo.com/maintenance.html
これから日本は超高齢化社会を迎えます。
2025年には、日本の高齢者人口の割合は、65歳以上が3割(3人に1人)、70歳以上2割(5人に1人)と予想されています。
とくに70歳以降になると医療費が急激に増加し、一生涯に1人あたりにかかる医療費は2500万円にもなるそうです。
このままいくと財政破綻をまねくのは目に見えています。
これからの時代は未病を意識し、自然治癒力を高めるライフスタイルが重要なんですね。
積極的なセルフケアをし、ホリスティックな視点で生命力を高めていくことが大切です。
そのためには、エッセンシャルオイルはとても有効だと思いました。
その辺りの話は、また改めてシェアしますね。