鉄剤を飲んでも効かない理由

ミネラル入りのさまざまなサプリメントがありますが、飲んでも効かない場合があります。

おそらく鉱物系のサプリメントはその傾向にあります。

なぜかというと、ミネラルのバランスが、人間が必要なバランスになっていないからです。

たとえば貧血だということで鉄剤を処方される場合があります。

この鉄剤にはさまざまな副作用が報告されています。

鉄が胃腸の粘膜を刺激して、食欲の減退、むかつき、吐き気、便秘、下痢といった副作用が表れる場合があります。

また、お茶と一緒に飲むとタンニンと化学反応を起こして、便が黒くなります。

これは、鉱物系ミネラルだからですね。

鉄不足だからといって、鉄だけ摂取すればいいというものではありません。

私たち生物の体は、そんなに単純ではないのですね。

鉄が働くためには、それ以外に十数種類のミネラルが必要なのです。

何かを組み立てようとした時、1つでも部品が足りなければ完成しないのと同じです。

鉄がいくらあっても、それを働かせるのに必要な超微量元素が1つでも足りなければ、きちんと働かないのですね。

ですから、植物系ミネラルはオススメです。

植物から抽出したものですから、野菜を食べるのと同じです。

飲み合わせを気にする必要がありません。

食前食後とかも気にしません。

いつでも飲みたい時に好きなだけ飲めばいいのです。

手軽で簡単なのがいいところですね。