老化の原因「AGE」とは?

ハーブやアロマを勉強していると、「抗酸化」という言葉をよく聞きます。

細胞内で代謝が起こると必ず活性酸素が生じますが、活性酸素はDNAを傷つける作用があります。

その活性酸素を除去する成分が「抗酸化物質」であり、それを多く含むのがハーブです。

先日血液検査で抗酸化測定をしたのですが、それが下の写真です。

 

左下の方にある測定結果「260」というのが私の数値です。

上の表と見比べてみると、250〜300が正常値ということですから、抗酸化という観点からみるといたって健康といえます。

ところが最近「抗糖化」という言葉を聞きました。

抗酸化が「サビ」だとすると、抗糖化は「コゲ」。

そして、抗糖化を測定するための指標になるのが「AGE」です。

AGEを測定していただいたのですが、実年齢より10歳上の測定結果となりました。

健康に気をつけて生活してきた私でも、抗糖化に関してはあまり意識していませんでした。

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)の略です。

タンパク質と糖が加熱されてできた物質で、強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。

体内で糖が余ると、タンパク質と結合しやすくなり、AGEが生じやすいのだそうです。

ですから、糖質コントロールは大切なんですね。

また、食事の中にもAGEがたくさん含まれています。

抗糖化は「コゲ」ですから、焦げている部分はAGEだと考えればわかりやすいですね。

私はコーヒーが大好きで、朝晩飲んでいるので、これもコゲだな〜と思ってしまいました。

最近流行りのローフードは、抗糖化という観点から見るとよさそうですね。

では、AGEが蓄積するとどうなるのでしょうか。

まず、見えるところではお肌のシミやシワが増えます。

また、血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障の一因となり、全身の健康に影響があるようです。

AGEを体にためない生活も意識する必要がありそうです。

抗糖化に「ノニ」がよいということで、飲み始めました。

1ヶ月後の測定結果が楽しみです!

ちなみに抗酸化測定の時、動脈硬化の測定もしていただいたのですが、血管の弾力性はまったく問題ありませんでした。

三角印が私の結果なのですが、同年齢の平均またはそれ以下という結果になっています。

動脈硬化は、一度硬くなってしまうと元に戻らないそうなので、注意が必要です。

 

体の中は見ることができず、症状として現れた時には手遅れなことも多いので、日頃のケアを大切にしたいですね。