ジャーマンカモミールの精油は何色?

昨日はメディカルアロマ講座を開催しました。

今回の目玉は、ジャーマンカモミールの蒸留実験です!

150gのジャーマンカモミールを蒸留しました。

ハーブティー1杯入れるのに通常2gと言われていますが、ジャーマンカモミールはふわふわしていてかさがあるので、1杯分1gくらいなんです。

ということは、150杯分のカモミールということになります。

 

ここで質問です。

これだけのカモミールから、どれくらいの精油が採れると思いますか?

 

もう1つ質問です。

ジャーマンカモミールの精油は何色だと思いますか?

予想してから次を読み進めてくださいね!

 

さて、こちらが蒸留実験装置です。

 

そして、こちらが抽出されたジャーマンカモミールの精油。

上の方にうっすらと浮いている青い液体がそうです。

 

ジャーマンカモミールの中には、カマズレンと呼ばれる成分が入っており、これが濃い青色をしているんですね。

「青い」という意味の「Azul」からきた「アズレン」という物質があるのですが、カモミールの中のアズレンということで、「カマズレン」と命名されたようです。

カマズレンには炎症を抑える効果があり、化粧品によく用いられています。

黄色いカモミールから、真っ青な精油が出てくるなんて、魔法としか言いようがありませんね!

さらに、150gのジャーマンカモミールから抽出される精油はたったのこれだけです!

いかに精油が貴重なものであるか、おわかりいただけると思います。

そんな貴重な植物の生命のしずく✨

そこには、植物の生命のエネルギーがギュッとつまっているのですね。

そんな植物たちに感謝しながら、エッセンシャルオイルからエネルギーをいただきましょう💕

講座の最後は、エッセンシャルオイルとミネラルを使ったランチプレートを楽しみました💕