波動は目に見えないものというイメージがありますが、そうではありません。
私たちの身の回りのものすべてが波動でできていますので、物体も波動です。
だから、実際は誰でも波動を感じる力があるのです。
たとえばわかりやすいものでいうと、色も波動です。
色に好き嫌いがあるということは、色の波動から何かを感じているということです。
好きな色というのは、自分の波動と共鳴していると言えます。
また、目には見えませんが確実に感じられるものが香りです。
香りにも好き嫌いがありますよね。
それも波動の共鳴です。
こういった感覚をさらに広げていくと、人やものに対して感じるものはすべて波動なんですね。
なんとなく好き、なんとなく嫌い、というのは、目に見えないけれど、ものや人から受け取る波動を感じているからです。
波動を感じる力は人によって違います。
生まれつき感受性の高い人もいれば、そうでない人もいます。
でも、ある程度意識していれば、だんだん感受性が高まってきます。
「なんとなく」感じることに意識を向けてみてください。
波動を感じる力を磨くためにオススメなのが、自然の中で過ごすことです。
山奥に行く必要はありません。
よい氣の流れている公園や神社や緑地などで十分です。
目をつぶって風の匂いを感じたり、鳥のさえずりに耳を澄ませたりしてみる。
木肌や新芽に触れてみる。
土の上を歩いて、足の裏でその感触を確かめてみる。
そんな風に、五感を研ぎ澄ませてみると、人が本来持つ直感力が覚醒してきます。
実は、昨日バスに乗ったら、後ろの人からものすごいザワザワとした波動を感じ、ぞくっとしました。
慌てて持っているアロマで自分のオーラを包み込み、結界を作ったのですが、しばらく背中のザワザワがおさまりませんでした。
波動を感じるようになると、こんなふうに嫌な波動を感じることもあるのですが、そのことによって逆に嫌な状況を回避することができるようになります。
意識していなくても、自分の直感が勝手に選択してくれることもあります。
次回は、よい波動と共鳴するためにはどうしたらよいかについてお話します。