春になると、あたり一面黄色のタンポポが咲き乱れます。

綿毛で増えるから、あっという間に一面のタンポポ畑になります。

見ているだけでも可愛らしいタンポポの花ですが、ハーブ魔女はいろいろ活用しています。

まず、一番簡単なのは葉っぱを食べること。

天ぷらにしたりおひたしにしたり、春の恵みを味わいます。

花びらをサラダに入れたり、花を料理の彩りに飾ったりもできます。

でも、一番効能があるのは見えないところにある「根」なんです。

インドのアーユルヴェーダ、日本でも生薬として、肝臓や胆のう、リウマチなどの体質改善、健胃剤などに使われてきました。

でも、女性にとって一番ありがたいのは便秘改善に役立つこと。

今でこそ「デトックス」という言葉が広まりましたが、体の中のいらないものを外へ排出することは古くから健康によいと分かっていたんですね。

タンポポ(ダンディリオン)の根を軽くローストして入れたティーは、ノンカフェインの「タンポポコーヒー」として親しまれています。

妊婦さんにも優しいノンカフェインコーヒーとして有名なダンディライオンですが、コーヒーというより「香ばしいほうじ茶」といった印象です。

ダンディライオンの学名「Taraxacum officinale」は、タラキサシンやタラキサステロールという成分からきています。

ちなみに、「officinale」には「薬用の」という意味があり、薬用植物によくつけられている種小名です。

ダンディライオンの成分のうち、苦味質のタラキサシンに強肝・利胆作用があます。

また、タラキサステロールは催乳効果があり、妊婦さんによいといわれるのはそのためです。

妊婦さんにやさしいとはいっても、メディカルハーブの安全性ハンドブックではクラス2dとなっています。

胆道閉塞、重篤な胆のう炎、腸閉塞には禁忌となっていますのでご注意ください。

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一般名 ダンディライオン
学名 Taraxacum officinale
和名 セイヨウタンポポ
科名 キク科
使用部位 根部
主要成分 イヌリン(多糖類)、タラキサステロール、
苦味質(タラキサシン)、カフェ酸、
ミネラル(カリウム、カルシウム)
作用 強肝、利胆、緩下、催乳
適応 肝胆系の不調、便秘、消化不良、リウマチ
特徴 肝臓によいコーヒー
安全性 クラス2d(胆道閉塞、重篤な胆のう炎、腸閉塞には禁忌)
備考 ノンカフェインのヘルシーコーヒー

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