名前の語源はエンジェルで、古くから胃腸の不調や気管支炎・風などに用いられてきたハーブです。
中世では最も重要なハーブといわれ、消化不良や食欲不振を改善する目的のために、アンジェリカ酒が使用されてきました。
和名はヨーロッパトウキ。
漢方薬で「当帰」といえば聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
薬草湯などにもよく使われていますね。
冷え症や更年期などの女性におすすめのハーブです。
ハーブティーは土臭いので、ほかのハーブとブレンドするのがいいでしょう。
香りの強いペパーミントなどとのブレンドがおすすめです。
胃腸に潰瘍のある方は、使用を控えてください。
また、精油のフラノクマリン類には光毒性があるため、皮膚に使用する場合にはご注意ください。
英語名 | Angelica |
ハーブ | アンジェリカ |
学名 | Angelica archangelica |
和名 | ヨーロッパトウキ |
科名 | セリ科 |
使用部位 | 根部、種子 |
主要成分 | 精油(αーピネンなどのモノテルペン系炭化水素、新などのフラノクマリン類)、フィトステロール、ショ糖 |
作用 | 健胃、利胆、鎮痛、駆風、発汗、利尿 |
適応 | 食欲不振、消化不良、気力・体力の低下、冷え症 |
特徴 | 女性の元気を応援するハーブ |
安全性 | |
精油の抽出方法 | 蒸留法 |
精油の香りのタイプ | ハーブ系 |
精油の香りのノート | ベース |
備考 | 漢方薬で「当帰」と呼ばれるチャイニーズアンジェリカの近縁種。 更年期など中高年の女性のの心と体が変化する時期に、 気力と体力を充実させる。 土っぽい香りがするので他のハーブとのブレンドがおすすめ。 |
注意事項 | 胃腸に潰瘍のある方は、使用を控えること。 精油のフラノクマリン類には光毒性があるため、皮膚に使用する場合にはご注意する。 |